松坂大輔のゴルフの才能は?スイングを分析&解説!

ゴルフ好きが多いプロ野球界、圧倒的な身体能力と抜群の運動神経を持ち合わせているだけに凄腕のゴルファーも少なくない。今回は「お宝争奪!頂きゴルフ」(BSテレ東)に出演するプロ野球OBの3人、松坂大輔、福留孝介、内川聖一のスイングをプロコーチの堀尾研仁が分析。彼らのストロングポイントとともに、野球経験者によく見られる癖を指摘する。一般のアマチュアゴルファーにとっても参考になるポイントがあるはずだ。

テークバックでは体重移動を使わずにセンターで体を回し、切り返しでは左に体重移動しながらタテにクラブを下ろしていくスイングです。インパクト以降は体の右サイドを目標方向に送り出すことで体を回転させています。体をゆすったりせず、プレート上でねじりを作り、目標に向かって踏み込んで体を回転させるという意味ではピッチングフォームと共通点の多いスイングだと思います。
トップではシャフトがクロスしているため、クラブが遅れてくるのですが、上体を起こして、リリースを助けることで、フェースをターンさせています。腕のさばき、クラブのさばきがうまい、手先の器用さを感じさせるスイングではあるのですが、毎回タイミングを合わせるのはいくらトップアスリートといえども難しいでしょう。トップを修正して、インパクトで上体を起こす必要のないスイングを身につければ、より安定性が増すと思います。

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