フックグリップの人は手を返さないスイングを身につけよう!

ゴールドワン ゴルフスクール
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ケンちゃん12歳の参加です。小学生の中ではかなりの飛ばし屋に入ると思います。飛んだ時は260Yを表示していました!平均240Yぐらいでしょう。

ケンちゃんのグリップを見た方はかなりのフックグリップと感じたことでしょう?でも僕はあえて矯正しませんでした。現状フックグリップが適していると思ったからです。(少し猫背で巻き肩傾向あり)数週間前のグリップの動画でも説明しましたが、両手のひらの面が喧嘩しないで握れていたら問題ありません。

最初の所見で、手をガツンッと返すから、よく左に巻いていました。引っ叩いた方が飛ぶと思うんでしょうね!徹底的に練習したのは手を返さずに、体の回転でフェースにボールを乗せて運ぶ練習です。フックグリップの人はフェードアクションを入れると真っ直ぐ飛ぶんです!

今回の修正点は、まずトップスイングで胸とグリップの間にフトコロを作ること。以前は左腕が胸とくっ付いてフトコロが潰れてたから、ダウンで肩の開きが早かった。

フトコロがあると切り返しで胸の面を右に向けたまま(左肩を開かなくても)下半身リードできるから、肩と腰の捻転差を広げられる。同時にトップからフェースの裏面を下に向けながらクラブを後方に倒してシャフトの内側が巻きつきながら垂直落下。右肘を脇腹前に絞り込んで、ヘッドが膝下まで落ちてくるのを待ってから回転するタイミングをたくさん練習しました。

その時、右手首は背屈して右肘は曲がった状態のまま「抜く」動作によってハンドファーストをキープしてインパクト。左膝下へまーるく振って、フォローでグリップエンドとへそが向き合う瞬間は右手のひらがグリップの下にあること。これが大事!フックグリップの人はここで手が返っては絶対ダメです!

腰から下の低くまーるく振る(SRゾーン)は投球フォームのサイドスローに非常によく似ていることがわかったようだ!ハンドファーストをキープしてサイドスローの感覚で右腕を抜くことができたら、膝の高さのボールだろうが、腰の高さだろうが、横からかっさらっていけるんです!

ケンちゃんの場合、ドローでもいけましたが、適正なスピンと距離の出る弾道を求めたら、パワーフェードになりました。コンパクトでフォローサイド重視の回転力のあるスイングなので、今後が非常に楽しみです!


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