スイングにコイル&リコイルがないと飛ばないよ!

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G1のスイングって、ボディーワークが主体で、両腕は肩からぶら下がって、体の幅からはみ出ないように、巻きつくスイングを実行してるにすぎません。

バックスイングでは右足土踏まずの垂線上に各ピボット(右足踵内側→右膝内側→右足股関節→胸骨→顎が集結し、一直線になります。そのためには胸を回す(または背骨を軸に背中をひねる)、右脇腹を後方に切り上げて右股関節に捻転エネルギーを溜める動作が必要になります。これをコイリングモーションと言い、右軸のポジションを作れることが必須になる。

トップでできた肩と腰の捻転差は、胸の面を開かずに下半身リードによってキープして、インパクトを過ぎて正面時計の4時ぐらいのところで一旦解放される。クラブのアンコックも丁度そのあたりでリリースされて、ヘッドスピードが最高値に達します。だから、肩と腰の捻転差の解けるのが早い人は、クラブのリリースも早くキャスティングしていることになります。

正面時計の4時あたりで捻転差が解放されると、正面を向いた左膝が軸となって体幹が左股関節の上で再び捻転され始めます。もの凄い勢いで両肩が回転してクラブが体に巻き付くと、胸の面は目標の左45度を指し、その胸の幅に両肘が治ります。それでも顔はしっかり目標を向いて、右腰は左腰のラインを少し追い抜くぐらい前に出ます。

これだけの捻転(コイル&リコイル)を感じられるようになると、スイングに勢いが増し、回転力アップに繋がります。G1の参加者も右軸トップから、踏み込んで捻転差を作り、そのあと背中が正面を向くぐらいの気持ちで、目標の左へ振って飛ばしています!

参加者のとくこさん(HCP18)も以前は中心を守るようなステイブルなスイングでしたが、ダイナミックな捻転と荷重移動ができるようになると、高弾道ドローが打てるようになって、20ヤードアップに成功しました!


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