バックスイングどっちが正しい?巻きつけるのか?真っ直ぐ引くのか?

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僕はバックスイングの種類は2種類あると思っています。前提として両膝の位置を固定して体幹を雑巾のように捻転させます。

一つはマキロイやジョン・ラーム選手のようにノーコックでグリップと体の距離を変えずに体の回転に沿って上げていくロングテイクアウェイバージョンがあります。グリップと胸の間にフトコロのあるトップから右肘を絞り込んでラグを形成して飛ばすタイプで、体が強く柔軟性のあるアスリートタイプの人に採用しています。

もう一つは最近G1が推奨するパワーアップバージョンのバックスイングです。体が深く回せて巻きついておりてくるので、体の硬い人やシルバー世代の飛距離アップに役立ち、スイング向上のカンフル剤になっています!

始動前のワッグルの勢いに準じて、右肘の絞り込みとクラブが体に巻きつきたがろうとする慣性を利用すると、腰の高さでフェースはどん開きでインサイドに上がり、右手首とシャフトの角度は90度になる。そこから真上を向いたフェースが右耳と右肩の間に斜めに倒れ込んでくると、小さく巻きついて体の回転と同調しながら上がるのが体感できると思う。結果的に体の近いところで巻きつけて上げたほうが、体は楽に回って背中とお尻が目標を向くまで捻転できます。

アマチュアの皆さんにはフトコロを作っておいてクラブを体に引き付けるよりも、最初から巻きつけて上がり巻きつけたまま回転しちゃったほうが、体もよく回るしタイミングが取りやすいことがわかってきました。

体力や柔軟性に応じて、ノーコックかパワーアップバージョンか見極めてレッスンしていきます!


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