ハンドファーストにならない理由4 浮力・落下・回転の慣性を感じて入ればタメは作れる

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こちらのシリーズ好評です!海外でもハンドファーストやタメ「Lag」のゴルフ動画は飛ばしに直結するので、最も関心のある部分で再生回数が飛び抜けています。日本人はもっともっとハンドファーストやタメについて、学んで研究するべきだと思います。

どうしてもそこの部分が、振り遅れてフェースが開いて右に行っちゃうから、先に手を返してボールを捕まえに行っちゃうんだろうなぁ。世界と逆行するネガティブな部分が、上達を遅らせていると思うんです!

日本人の95%が、「上げて下ろす」を素直にやってしまうと陥る「キャスティング」。これを早急に治すには、トップからインパクトまでは最短距離なんだけど、クラブが巻きついてなかなか下りてこない「助走タイムを長くとれる」ことが大事なんだ!

野球のバッティングもそうですよね!あの硬いバットがしなって巻きついて体の後ろから出てくる。ゴルファー目線だとかなり振り遅れて、バットを短く使って最短距離でインパクトを迎えていますよね!この時、手首を利かせなければ円運動の半径が長くとれて回転力が上がるから、ボールは遠くへ飛ばせるというわけです。

実はゴルフも同じなんです!右軸で回り振り遅れる感覚がないと、タメてハンドファーストで振り切ることできません。野球選手がいとも簡単に300Y越えしちゃうのは、そこなんです!「助走タイムが取れて、最短距離でインパクト」=「角速度の向上」結果的に「回転力がUP」して、ぶっ飛ばせるというわけ。

でもそこまで持って行くためには、運動中のクラブ自体が持つ「慣性」を感じてスイングすることが大事なんだ!まず、浮力だが右肩の上に浮かんでいるクラブを想像して、その下に潜り込むイメージで、体の回転主体でバックスイング。ハーフウェイバックでは必ずトゥーアップして両肘と一緒にインサイドに上がり、トップでは左親指の腹でグリップを下から支えます。真っ直ぐシャットに上がると、バックスイングが窮屈になってしまいます。

野球でいうと落下から巻きつく感覚は、長島さんや巨人の丸選手がやるような「ヒッチ=フォワードスイング初期にバット重さで両肘を下に下げる動作」がゴルフだとクラブの重心を感じて右肩に落下する動きになります。

次にバットのグリップエンドを素早くピッチャー方向に向けて、右軸で回転して右肘を脇腹前に絞り込む動作が、ゴルフだと裏面ダウンの巻きつき動作になります。ただ、野球の水平回転と違うのは、ゴルフではダウン時に上体がボールに被さりながらグッと下へ沈む動作(カバーリングザボールとシッティングダウン)があり、裏面ダウンで互い違いで右肘の方が低かった段差を左肘を下げて高さを揃えることによって、ハンドファーストをキープしたまま、クラブが地面に接地するという点です!

回転という点では大リーガーのホームランバッターに見られる、「迫力のある三振」背中が正面を向くぐらいまで振り切る回転力が必要だと感じています!ポイントを絞ったら、上体が開かないように引きつけてインパクト!バットを立てずにおっつけず、左脇を開けて右手の甲がピッチャー方向を向いたまま(G1で言う右手が下の感覚)、背骨を軸に背中をクルッと入れ替えるど迫力!スイング!三振時は後ろ足が膝をつくか、体がひっくり返るほどだ!手をこねないため回転半径が長く、回転スピードは超弩級だ!(フライ革命スイング)

ゴルフでも同じ!裏面ダウン時に背中越しを感じるだけで、右軸をキープしてヘッドを背中側に残して右手が下の感覚で、背骨を軸に背中を入れ替えると、ちっちゃく回転できます。慣性モーメントが小なので回転力がアップして背中が正面を向くようになります。手首をこねないでクラブを体の近くを通すことが大事になります!

このバックスイング時の浮力・ダウン時の落下・回転時にクラブを能動的に動かさない(振りにいかない)ことが、タメてハンドファーストに打つコツだと言うことに早く気づいて欲しいですね!

ゴルフでもそれを取り入れたい!


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