クラブをまーるく振る秘密は左肘の使い方にあり 体幹メリーゴーランドドリル

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このドリルを見て、こんな動きをしてボールに当たるのかよと思った方が多いことでしょうね!でもこれが理解できていないと、本当の意味で回転が分かっていないと思ってください。普段、ボディターンスイングをしている方なら打てるはずです。

まず、いつもグリップエンド中心にクラブを振り回している人には理解できないでしょうね。背中の回転が止まるから、手打ちになり、絶対に打てないと思います!

感動的な復活を遂げた、タイガーウッズ選手は怪我をしてから、遠心力を生かしたまーるく振るスイング(体に負担がかからないスイング)に着手して、スイング変更前の52m/s(ヘッドスピード)から58m/sまで伸ばし、今回の復活劇を遂げたと言います。

以前はジャンプしながら、下からカチあげるように飛ばしていましたが、現在はゆったり体の回転に同調するようにまーるく振って飛ばしていましたよね!直線的な″点″のスイングから、まーるく振る中の″ゾーン″として捉え、フェースローテーション(手の返し)を徹底的に抑えた招き猫フィニッシュで、″ベイビーフェード″を打っていたのが印象的です。

遠心力を感じてクラブをまーるく振るには、「背中の入れ替え」と「ハンドファースト」が一体になり、背骨を軸に「回転」ができないと打てません。

その時に、「振る」「スイング」という概念は、今、目の前にあるボールを「打つ」とか「当てる」という直線的な動きではなく、背中越しに向かって、背中をくるっと180度入れ替えて、遠心力を感じながらまーるく振ります。その中にたまたまボールがあって、当たっちゃったという感覚が最初で、練習しているうちに、背骨を軸に回転すれば、絶対に当たるんだという確信に変わるのがゴルフスイングの感覚です!

その時にハンドファーストをキープして、クラブのヒールから地面に接地させて、振り抜く方向は、グリップエンドを左腰の横に向けて振っていきます。常にグリップエンド側が先行し、ヘッド側は後ろの関係をキープして振るのがG1流であり、世界的に流行しているシャロースイングです!

インパクト付近で左脇をしっかり締めてグリップを支点にヘッドを返しちゃうと、フェースの管理ができなくなるし、体の回転が止まって手打ちになります。

世界的に見て左肘の使い方に変化が出てきたと思います。左腕をきっちり伸ばしてグリップを支点にヘッドを返すのではなく、ハンドファーストをキープしてフェースローテーションを抑えたスイングをするには左肘を少し余して、ぐりっぷゆるゆる(親指と人差し指でつまんでるくらいの感覚)で、水平チョップのイメージで、余した左肘を腰の後ろまで回すように振る感覚なんです。

T.ウッズ、J.スピース、S.ガルシア、T.フィナウ、R.グーセン、今平周吾選手他まだまだたくさんいます。フェースターンを抑えようと考えるプロは皆、このような動きを実践して、フェースに乗せて運ぶようにスイングしてるんでしょうね!

今回はアプローチ感覚で載せましたが、スイングも同じです。ぜひ参考にしてください!


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