G1スイングは右軸ターンだから飛ぶ!

ゴールドワン ゴルフスクール
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日本の皆さんのスイングを見ていると、再現性のある一貫したものがないといつも感じてしまうんです。頭を動さずに球を見続けるとか、手を返してヒットするとか悪癖の継続ばかりに費やしていることが多いと思います。

皆さんがもっと着目すべきことは、「軸回転」で駒のようにその場でくるっと回れているかなんです。それも球に合わせにいくんじゃなくて、軸を決めて自分中心の回転スイングをすること。

僕らでも一番最初に見る観点はそこなんです!首の付け根から肛門を貫通して地面に刺さる(背骨の延長)軸を中心にスパんっと回れてるかなんです。やっぱり片手ハンデクラスになると、その軸がしっかりしてますよね!

一昔前までは、トップで右足に荷重した後、背中を目標に向けたまま、左腰を飛球線方向に直線的に移動させながら左足の上で回転して(バンプとカバーリングザボールいう動作)、フォローで両腕をしっかり伸ばしてボールを捕まえるという二軸打法の時代がありました。正面から見た軌道は当然楕円軌道です。

それに比べ現代打法である右軸ターンは、その場回転で軸を移動させない。背中越し(目標の45度左)にハンマー投げのイメージで、軸の周りをまーるく振るからヘッドの回転半径が変わらない。あくまでもボールは通過点で、振ったらそこにあったボールがたまたま飛んで行ったぐらいの感じです。

軸の移動のあるないもそうだけど、二軸打法はフォローで両手を目標方向にしっかり伸ばして頭とクラブヘッドで引っ張り合うエクステンションがあり、右手を返してボールを捕まえにいく打法なので、ボールへの意識が強くなる。

それに対し右軸ターンは裏面ダウンの動作でシャフトの内側が体に巻きつきながら右脇腹前に落下。ハーフウェイダウンでグリップエンドが右45度を指しフェース面が真上を向いたと思ったら、次の瞬間グリップエンドは左腰横のスロットルへ最短距離で向かっている(向心力)。するとヘッド側は円軌道の外に膨らもうとする遠心力が加わり、何もしなくてもフェース面はボールに対しスクエアに戻ろうとする力が加わります。フォローでもへそとグリップエンドの距離がアドレス時と全く変わらず、体の回転によってまーるい軌道が作られます。

よく野球のバッターに例えられますが、全くその通りです!MLBの野球をよく見ますが、7、8割り後ろ足に荷重を残し、下半身リードと腕を短く使い、その場でスパンッと回転してホームランを量産。背中が正面を向くまで回転して振り切っているのが印象的だ!

ボールを呼び込んで、自分中心の打点とその場回転を実践してるから一貫性が高い!肩を開かずに肘を上手く畳んでバットがしなって下りてくるから角速度(タメ)が半端じゃない。だから遠くへ飛ばせるんだね!

ゴルフも同じです!右軸で胸の面を開かずに下半身リードで捻転差を広げ、背中越しを感じてクラブをインサイドからまーるく振って、目標の45度左に放り投げられる感覚になったら、必ず飛ばせます!諦めずに実践してください!


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